【放射能の徐染に使われるひまわり】 LIVING JAPANby ブルース・ゲラーマン 

東京 2011年8月18日

 

ひまわりが土壌から放射能汚染を取り除くことを科学者が発見した。 日本の福島の現場を徐染している研究者達がひまわりを試験してみた。このアイディアは以前、1990年代半ばにチェルノブイリの原発メルトダウンの現場近くで試されたものだ。そのプロジェクトに携わった、米国エデンシステムズ株式会社のシステム開発副社長であり、土壌学者のマイケル・ブレイロック博士が、リビングジャパンのブルース・ゲラーマンに、この植物による徐染がどのように働くのかを語ってくれた。

 

ゲラーマン: ひまわりと原子力発電所、どう関連性があるのですか?

 

ブレイロック: はい。それは、ひまわりがある種の放射性アイソトープを非常によく取り込む性質があるからなんです。そして、それこそがひまわりと原子力発電所の関連性です。

 

ゲ: それでは、植物はただ成長し、その成長と共に土から放射能を吸い上げる。ということですか?

 

ブ: その通りです。放射性アイソトープは植物が通常取り込むいくつかの栄養素と酷似しています。ですから、植物は、通常取り込むカリウムやカルシウムといった栄養素と、放射性アイソトープとを区別する事が出来ないのです。

 

ゲ: なるほど。1990年代半ばにチェルノブイリの現場に携わられましたね。効果はあったのですか?
ブ: 水に関してはとても効果的でした。土壌に関しては、土の中のセシウムがくせ者で多少異なります。ストロンチウムも土の中にあるのですが、両方ともを取り除かなければ、セシウムを残してストロンチウムだけを取り除くのでは、必ずしも目的を果たすことにはならないのです。
ゲ: では何故セシウムは、ストロンチウムよりも取り除くのが困難なのですか?

 

ブ: はい、セシウムはカリウムと酷似します。土には、極小の粘土層である原子構造の層の間に、他に適した言い方がないのですが、虫歯のように穴があるんです。その虫歯の穴にカリウムがぴったりとはまるので土はカリウムを保有することが出来るのです。カリウムに酷似するセシウムはですね、その虫歯の穴にはまりこんで固定されすぎてしまい、土から離れるのがむずかしくなってしまうのです。その点、ストロンチウムはカルシウムに酷似していて、カルシウムは土から離れて植物に取り込みやすい形態ですので、そのような問題がないのです。

 

ゲ: なるほど。これを福島で使おうとしていますが、実際に効果があると思われますか?

 

ブ: あると思います。状況が揃えば効果があると思います。私達がチェルノブイリに派遣されたのは、事故の何年も後だったので、セシウムが土にがっちりと固定されるのに十分な時間がたってしまった後だったのです。行ってみてわかった事は、徐染の効果は、土のタイプによるところが大きいということでした。雲母の含有率の非常に高い土や、ある種の粘土では、一度セシウムががっちりと固定されてしまってからだと、除去が難しくなります。しかしながら状況が揃えば、ひまわりによる徐染はこれらの汚染物質を土壌から取り除くのに有効であると考えられます。
ゲ: それでは、植物のどの部分が放射能を溜め込むのですか?

 

ブ: 根を掘り出すことはしたくありません。大変な作業ですから。それでもできますが、葉や茎を収穫する方がはるかに簡単です。そこで私達は分子を根から新芽へ移行させる働きの高い植物に注力することにしたわけです。

 

ゲ: ひまわりはそれに最も最適な植物というわけですか?

 

ブ: ひまわりは成長が早く、多くの生物質量を速く生産するので魅力的です。他の作物と比べても、ひまわりを育てるのにたくさんの監督は必要なく様々な気候にも適応します。ですから一番最適かどうか、という点に関しては未知ですが、私達の必要としている条件を満たしているか、ということに関しては間違い有りません。

 

ゲ: それでは、その植物を収穫したら、それは放射性なのですね!

 

ブ: そうです。その生物質量、収穫された物質というのは、放射性です。

 

ゲ: それでどうするのですか?その植物内の放射線をどうやって除去するのですか?

 

ブ: ここで私達がやらんとしている事は、土壌中の低い濃度の放射線をもっと高い濃度で植物物質へ濃縮してしまおうということなんです。植物物質を処理しなければいけないことに変わりはありません。しかし土壌中の珪素やアルミノ珪酸塩基質といったものからそれらの汚染物質と放射性アイソトープを切り離すという非常に困難な事を成し遂げ、汚染物質を植物内の炭素基盤の物質へと移すことが出来るのです。濃縮する事によって捨てる際には非常に少ない質量になり、入れ替えるのが困難な資源である土はそのままおいておいていいわけです。つまり、土はそこへ残したまま汚染物質だけを除去する事ができる。という事なのです。

 

ゲ: それで、放射能はこの行程で植物を殺したりしないのですか?

 

ブ: 通常はないです。もしこの植物の成長に影響を及ぼすくらい放射能の値が高い場合には、そのエリアではこのタイプのアプローチは適さないでしょう。

 

ゲ: 予想もしない事態が起きかねない気がするんですが。そのひまわりが育ちました。種ができました。鳥がきてその種を食べて飛んでいきます。するとそれも放射性になるのですよね。

 

ブ: はい。それはリスクです。しかし、通常私達がこの方法を用いる時は、常に種が出来上がる前に刈り取ってしまいます。なぜなら私達の目的は植物質量を刈り取ることですから。植物の質量を出来るだけ多く収穫したいのです。植物は、種が出来始めると、花がつき始め、汚染物質を除去する植物物質をそれ以上作らなくなります。ですから、通常は花がつき始めるとすぐに刈り取ってしまい、またそこに再度植えるのです。 私達は種を作る事には興味はありませんからね。

 

ゲ: 現実的な問題であるお金の面ではどうですか? 他の技術と比べて、これにはどのくらいのコストがかかるのでしょうか?

 

ブ: 他の復旧技術と比較してみると高額ではありません。サンプル検証やひまわりの処理を考慮すると、もちろんただではありません。しかし、これだけ大量の汚染された土壌を長期間に渡ってどこかに保管しておく際のコストと比較すると、このやり方は非常に魅力的な方法と言えますね。

 

ゲ: ひまわりには特別な何かがありますよね。綺麗だし、どこか詩的な感じがすると思います。それはきっと、ひまわりが反核のシンボルでもあるからなのでしょうね。

 

ブ: そうですねえ。興味深いことの組み合わせですよね。それ以前には植物の栽培が無理だったエリアに再び畑が育つのをみることができるなんて。自然の力を生かして、本来なら自分達がやらなければいけない事、人間が犯した過ちを修正するという仕事ができるのは、見ていて本当に喜ばしくなります。そしてそれは、ああ本当に良かったなと思える、心の琴線に触れるような出来事のうちのひとつなんですよね。

 

和訳: 網師本知余香

2011.9.25 ひまわり刈り取り

6月から進めてきた本プロジェクトも終盤です。

実験に使用した、近隣の方に勇気をほんの少しでもおすそ分けした(自称)

ひまわりたち。

 

廃棄に向けて刈り取りを行いました。

 

当日は朝から、協力してきた絆japanのメンバとともに、

20人ほどのボランティアが、根っこからひまわりを引き抜きました。

 

また、土壌・根・茎・種のサンプルを採取し、

放射線濃度の検査を行います。

 

結果は当HPで公表いたします。

しばらくお待ちください。

 

 

 

ひまわりプロジェクト「おばあちゃん達の笑顔」

 

TV「世界一受けたい授業」で、"ひまわりは、生長の過程で土壌の放射性物質を吸収する効果が、他の植物よりも高い。"と紹介されました。

 

私たちは「なら実際に植えてみようじゃないか!」と言うことで

絆japanと合同PJを立ち上げ南相馬市に畑をお借りして、ひまわりの種を植えました。

 

◆種植え 

参加者のブログ(担当隊長大二郎)

第一話:http://aoba-inc.seesaa.net/article/209527005.html

第二話:http://aoba-inc.seesaa.net/article/209894744.html

最終話:http://aoba-inc.seesaa.net/article/210289367.html

 

◆今後

実際の効果を測定し当HPで公開いたします。

(1)8月中下旬頃満開の頃

(2)10月枯れた頃

 

 

2011.8.28 ひまわり畑でBBQ

6月から取り組んでまいりましたひまわりPJ

 

南相馬市の(福島県沿岸部の多くの市町村が同じかも知れませんが)

農業は原発事故の影響で、もし畑の上にがれきがなくとも

復興のめどが立たない状況が現在も続いています。

 

たちが知り合った、このたびプロジェクトに畑を貸してくださっているおばあちゃんは、70年農業に携わっていらっしゃいました。

原発事故の影響で、何も作付できず、荒れていく畑を見るのは忍びないと

見ず知らずの私たちに畑を貸してくれました。

 

本当の孫のように私たちに接してくれるおばあちゃんに

微力な私たちができることは多くありません。

しかし、畑の手入れを手伝い、

放射能物質を吸収すると言われているひまわりを植えました。

 

まずは、少しでも、こころの支えとなれるように。

 

そして、私たちを通じて、おばあちゃんや地域のことを支えたいと思っている方々がいることを伝えたくて。

 

現地から満開との知らせを受けて、畑を提供してくださった地元の方々と

BBQを実施しました。

 

当日の様子:http://picasaweb.google.com/102094159285998278490/20110828BBQ?authuser=0&authkey=Gv1sRgCOHO7cHhrPnQNA&feat=directlink#

(提供:みゃさん)

 

畑や周辺の土地から採取した土のサンプルは

現在、放射線濃度の検査に送り、結果を待っていることろです。

しかし皆さまご存知のように大変な混雑ですのでしばらく時間をください。

 

経過報告

7月10日畑に無造作に蒔いた種はスクスクと育ちました!! 意外と・・・適当な方が元気に咲いています。 夏本番が楽しみです。

7月10日田んぼに蒔いたひまわり達、水田を利用したため地熱が低かった様で成長は少し遅れていますが何だか・・・綺麗になってくれそうです。

7月20日 

 

・・・・・・・

 

え?? こんなにデカくなったの?

 

巨大化した ひまわり達

 

 

7月20日 田んぼのオチビちゃん達もマイペースに育っています!!

8月6日一面のひまわり畑。まだ咲いていない。

 

 

7月20日より小さくなっているような気が。。。!?

別の場所!?

8月6日 若干フライングな面々。

8月11日 @kirakirarikiraさん、ありがとうございます!

こんなにたくさん!

満開です!

 

花見したいです!